Engineering
マルチゾーン調光システムを実現させたのは、当社が培ってきた技術の裏付けによるものです。電子回路・組込みソフトウェア・高電圧制御・通信技術など、様々な技術を応用して製品をかたちにしています。ここでは実際に開発してきた技術と、その実例を紹介します。世界にまだ存在しない製品や、あと一歩で実現可能なアイデアにも取り組んでおり、一部の素材や構成部品は実験・研究用途として提供しています。
Capabilities
「できること」ではなく、製品として作り上げてきた技術を分野ごとに整理しました。
AI
当社では、回路・基板設計の検討、ファームウェアやアプリの実装、資料や Web サイトの原稿づくりまで、人と AI(Claude 等)が対話しながら進める体制をとっています。設計の記録・判断の理由・検証結果をすべて文書として残し、AI と共有しながら作業することで、作業効率が劇的に向上しました。
マルチゾーン調光システムのコントローラ(基板・ファームウェア・アプリ)も、本サイトの改訂も、この進め方で作っています。AI とどう分業し、どう検証するかというノウハウそのものが、当社の資産になりつつあります。
プロジェクト・部門ごとに、人と AI が対話する場をもつ
基板開発・ファームウェア・特許出願・総務・広報宣伝といったプロジェクトや部門ごとに、記録の置き場と AI との対話の場を分けています。それぞれの場に、設計の経緯・判断の理由・検証結果・失敗の記録が文書として蓄積され、AI はその文脈を踏まえて次の作業に応えます。担当が替わっても、時間が空いても、AI が「その部門の記憶」を保ったまま作業を続けられます。
部門を横断して知見を融合する
場は分かれていても、知見は横断的につながります。たとえば基板やファームウェアの開発の進捗の中で蓄積されたノウハウは、そのまま知財部門の場へシームレスに引き継がれ、特許出願の素材になります。逆に、出願で整理した技術の位置づけは開発側の判断に戻ってきます。開発・知財・総務・広報を、人と AI が同じ文書を介して行き来する、この仕組み自体が、最小限の人員でも大きな組織と同じ幅の仕事を可能とします。

Edge AI
マルチゾーン調光システムの壁面スイッチとして使っている、自社設計の小型基板(パネル基板)です。ESP32-S3 を中核に、RS-485 通信、ADC(各種センサー入力)、汎用 GPIO(外部リレー等の駆動)、I2C 拡張口、NFC、音声出力、カメラ入力、小型ディスプレイ出力を備え、基板サイズ 45×55mm(名刺の約半分)と小型ながら、末端の機器として必要なインターフェースを一通り持っています。
エッジAIの進化系
基板の上に推論モデルを載せるのではなく、マイコンが AI の API を呼ぶ側として動きます。センサーで感じ、AI(API)で考え、GPIO・リレーで動かし、NFC でスマートフォンと連携する。超小型のマイコン基板が、クラウド側の AI の知能をそのまま借りて判断する仕組みです。速い制御と安全側の動作はローカルに残し、時間のかかる判断だけを AI に任せます。
応用例:例えば太陽光発電システムにおいて、日照・時刻・電力市場の30分値から蓄電・放電のタイミングを AI が判断する電力コスト最適化、各種センサーと連携した農業の自動化(灌水・施肥・照明の制御)など。マルチゾーン調光システムの照度連動の自動調光も、この延長線上にあります。現在は構想と検証を進めている段階です。


Energy
蓄電池を組み合わせた効率の良い発電システム
太陽光発電の余剰電力は蓄電池に貯めて使い、季節や時間帯の電気の使用状況に合わせて太陽光パネルと蓄電池の制御方法を決めることで、費用対効果を最適化した発電システムを構成します。
AI連携
電力市場30分値などの電力相場状況や、外光照度などのセンサー出力などから、蓄電・放電タイミングの判断などをAIがリアルタイムに解析することにより電力コストの最適化を視野に入れています。

Magnet
通常の磁石がN極とS極を対に持つのに対し、準単極磁石は両端にN極またはS極を持つ構造です。両端がN極の場合は中央部が弱いS極に、両端がS極の場合は中央部が弱いN極になります。
製造方法
特殊設計の着磁コイルを用いて磁化処理を行います。巻き線の方法、線径、巻き数などを試行錯誤しながらより強力な磁石を目指しています。着磁装置も社内で独自に設計・開発しています。

研究・実験用途にご提供

研究・実験用途にご提供